スイス・レーティッシュ鉄道ファンのブログ

スイス・氷河特急を走らせるレーティッシュ鉄道をテーマにしたブログです。

チップLEDを使って軽量室内灯を作りました。 その2

 さて、本日は、チップLEDを使って軽量な室内灯を作ります。

材料費が安い分、手間はかかります。

 

 材料 (1個あたり)
   ユニバーサル基板  95×150×0.3t から12.5×12.5に切り出し
   チップ・ブリッジダイオード 1個
   チップ・コンデンサー    1個
   チップ定電流ダイオード   1個
   チップLED 電球色 2012  1個
      すずメッキなまし軟線 0.4φ  100mmほど
   ソフトプラ棒(タミヤ)3φ 車両に合わせて100mmほど
   熱収縮チューブ    1φ 10mm(絶縁用)
   熱収縮チューブ    3φ 15mm(チップLEDとソフトプラ棒をつなぎます)  

   ハンダ  適量

 

<作ります。>

手順1、ユニバーサル基板加工
  1-1.ユニバーサル基板 12.5×12.5(ランドの数5×5個)に切り出す 
  1-2.一辺のランド両端を残し、中央の3つ分を切り取る。
    (門型になる)

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ユニバーサル基板を切り、門型に成形したところ

手順2、チップLEDにリード線をハンダ付け
  2-1.チップLEDに予備ハンダを付ける
  2-2.チップLEDが動かないように固定する。

  (私は、篆刻用の石に穴を掘りチップLEDをはめ込みました)
  2-3.すずメッキなまし軟線 0.4φを2cm位に切りハンダ付けします。

  (長いので後で切ります)

 

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右のリード線が長いのは、+側がわかるようにするため


手順3.基板上に半導体をハンダ付け
  3-1.チップ・ブリッジダイオードが一番大きいので、真ん中に置きます。
  3-2.チップ・コンデンサーをチップ・ブリッジダイオードの出力側に置きます。
  3-3.チップ定電流ダイオードのカソードマークがない方を

    チップ・コンデンサーのプラス+出力側に置きます。
  3-4.上記を3つの部品を瞬間接着剤で固定します。(仮止め)

  3-5.それぞれの接点をハンダ付けします。

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集電シュー代わりのなまし軟線もついています。

手順4.集電シュー代わりのすずメッキなまし軟線 0.4φをハンダ付け
  4-1.すずメッキなまし軟線 0.4φを40mmほど切ります。(2本)
  4-2.チップ・ブリッジダイオードの入力側にハンダ付けします。
  4-3.チップ・ブリッジダイオードの足から水平に外側へ一つ目のランドにもハンダ付けします。

 


手順5.LEDの取り付け
  5-1.LEDの足長側が+側。定電流ダイオード側になるようにハンダ付けします。

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上から見たところ

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前から見たところ

 

  ユニットが完成して、照明用のソフトプラ棒を取り付けます。  

 

  5-2.照明用のソフトプラ棒を室内長に合わせて切ります。
  5-3.LEDに照明用のソフトプラ棒(3φ)を熱収縮チューブを使って取り付けます。

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左側:チューブ3φが収縮した後、 右側:収縮前

 

これで、室内灯は完成。

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チップLED式室内灯が10本完成しました。

次回は、車両に取り付けます。  9月25日に続く

 

 

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