さて、Ge4/4Ⅱをスロットレスモーター化し、ベルニナ峠も上りうまく出来ました。
ところで、元のモーターGM-3の登坂力はどうだったのでしょうか?
通常モーターでの登坂テスト
ベルニナ急行6両を牽いてアルブラ峠を上りました。
氷河特急6両も上がりました。
ダメでした。ここで停まりました。
と、言う事で、
GM-3もスロットレスモーターも牽引力(車両数)は同じでした。
気をよくして、量産体制に入ろうと思い、
標準色の631をスロットレスにして、牽引力テストをしました。
ところが、先ほどの627にはぜんぜんおよびません。
なぜか???
と、ふと、足回りを見ると、
トラクションタイヤがなくなっています。
Ge4/4Ⅱの中でも一番先に購入したものなので、擦り切れていたのでしょう。
トラクションタイヤの威力は以前にも思い知りましたので、
早速、取り付けます。
台車を分解して、車輪を取り出し、トラクションタイヤを履かせます。
ついでに、集電関係も掃除します。
一安心です。
さて、これまで、KATOから発売されているレーティッシュ鉄道の動力車3種について
スロットレスモーター化して来ました。
Ge4/4Ⅱの走り具合は、とても滑らか、低速の上り坂でもジワーっと音もなく上ります。遠くに見える列車がゆっくりと音もなく上っている。と、いう感じです。
でも、同じモーターでありながら、
アレグラ、Ge4/4Ⅲ、Ge4/4Ⅱと牽引力がだいぶ違います。
重量、ギア比、車輪の大きさ、モーターの力の伝達方法などが絡み合って
ちがいが出るのでしょうね。
面白いものです。
今回7両の動力をスロットレスモーターに替えました。
走らせれば違いは判りますが、後世の者にもわかりやすくするため、
「スロットレスモーター」と書いたラベルを作り貼りました。
スロットレスモーターはあと11個ありますので、
せっせと量産に励みます。(*^_^*)