スイス・レーティッシュ鉄道ファンのブログ

スイス・氷河特急を走らせるレーティッシュ鉄道をテーマにしたブログです。

KATO さん レーティッシュ鉄道のこの車両を出してください。 その1 AGZ

先日、KATOさんから発売予告があったRhBの車両は
私の期待に反して、貨物列車でした。

今日は、発売して欲しい車両について書きます。

その1、AGZ(2016年に走り出したアルブラ客車)
<Alvra-Gliederzug>
レーティッシュ鉄道が2007年に定めた近代化計画に基づいて導入された車両です。
KATOさんで言うと「アルプスの赤い客車」を近代化するために導入されました。
7両編成で、機関車と反対側には、アレグラと同じデザインの運転台を持つコントロール車(Ait578)が連結されます。

スイス・レーティッシュ鉄道 アルブラ線 新型車両 AGZ

 私がはじめてAGZを知ったのは、2014年春でした。

KATOから発売されているRhBの車両は、氷河特急だけでした。

 2012年にスイスでアレグラに乗り、2013年からRhB限定のNゲージをはじめました。

私は、無謀にも「アレグラ」を作りたい!

 と、思い、ネット上で「swiss RhB allegra」と、検索しました。

 

すると、RhBの車両を作っている「シュタッドラー・レール」のHPから

下記のPDFが出てきました。

レーティッシュ鉄道 AGZ 計画案内書 1

レーティッシュ鉄道 AGZ 計画案内書 2

 2011年に作られた計画案内書で、AGZのついでにアレグラの写真が出ていました。

AGZについて言うと、

1、ドアが片開き

2、コントロール車が付いていない

など、実車との違いがあります。

 

2015年になると、下記のイラストになります。

2015年 AGZ の 完成予想図

 コントロール車が付き、ドアが両開きになりました。

そのころのレーティッシュ鉄道の社内報「info Retica」には、

コントロール車の2等車の図面も出ています。

 

RhB Bit 578

AGZの紹介ページ

RhB 社内報 info Retica 2015年2号(季刊)の表紙

 AGZは、バリアフリーを主眼として導入されています。

Bit578の平面図でドアの左側に描かれているのは、日本の新幹線で導入されている

「多目的トイレ」です。

これがあるので、車番形式に「i」が入ります。

 また、日本にもなじみが深いレーティッシュ鉄道では、「箱根登山鉄道」と書かれた車両もあります。

落成式に参列した箱根登山鉄道の関係者

 

 この車両の模型化は既にBEMOで製品化されています。

BEMO製 RhB AGZ A570 hakone

KATOさん、BEMOでも製品化してるんだから、

早く、製品化してくださいまし。、。

 

本日は、以上です。

 

KATOよりRhBの新車両発売の件

2月の初めにKATOさんより、6月の発売予定として、

私のターゲット鉄道会社「スイス・レーティッシュ鉄道」のNゲージ車両が発売される。

と、アナウンスがありました。

 レーティッシュ鉄道と聞いただけで、

 とてもうれしいはずなのに、

 飛び上がるはずなのに、

なぜか、浮かぬ気持ち。。。

KATO 新製品 スイス・レーティッシュ鉄道の貨物列車、長物運搬車ポスター

その訳は、「またも、貨物列車だったのです」

2022年にもコンテナ貨物(冷凍コンテナ・ポストコンテナ)が発売されました。

そのときは、「よく、貨物列車まで出してくれたね。ありがとう!!(ハートマーク)」って、感じだったけど、今度は、「えー、また、貨物??」って、感じです。

 普通だったら、即日、量販店サイトから予約なのですが、

まだ、予約してません。

 

この気持ちをたとえるなら、

 ながーい、行列があって、

豚まんを買う行列だと思って並んでいたのに、たこ焼きが出てきたみたい。

「きのう、いか焼き食べたとこやのに、、」

って、感じです。

 

 でも、せっかくRhBのNゲージ車両を発売してくれるので買います。

買うのは、

品番10-1892 長物車 R-w(コンテナ積載) 4両セット を1セット

品番8203 レーティッシュ鉄道 長物車 R-w を3両 です。

丸太関係は、買いません。

このブログのバックナンバーを読んでくださってる方は、

ご存知だとおもいますが、丸太運搬車もどきを2017年に作りました。

まさか、KATOさんが出してくれるとは、思ってもみなかったからです。

その点では、うれしいです。

種車は、Tomixのタキ7000、これに割り箸などから作った木材を載せました。

木材運搬車(もどき)製作 その1 氷河特急のショートカプラー加工 - スイス・レーティッシュ鉄道ファンのブログ

木材製作工程

木材運搬車(もどき)製作 その2 木材作成 ふきとりで塗装 - スイス・レーティッシュ鉄道ファンのブログ

 

出来上がった我が家の丸太運搬車(もどき)
いつか、グレーに塗装しようと思いながら今日に至る

実物の丸太運搬車 (ベルニナ線・デアボレッツアにて)

 

どうせ、貨物を出すならタンク車を出してください。

RhB タンク車を含む貨物列車

 

 

スイスRhBアレグラのアローザラッピングは望み薄

実車はないのに、模型の世界ではLGB(1/22.5)、HOm(1/87)、N(1/150)と各縮尺で存在する
レーティッシュ鉄道:アレグラのアローザラッピング。
レーティッシュ鉄道へお願いする前に「どうしてアローザラッピング」と言うものがあるのか?
調べてみました。

RhB アローザラッピング車両(実車

 「Bing Chat」 でも調べましたが、アローザ線は出てきましたが、「ラッピング」までは出てきませんでした。
ほかの方法として、ドイツ語のWikiを調べると出てきました。
 次のとおりです。
https://de.wikipedia.org/wiki/Arosa-Express

Der Arosa-Express war eine speziell fur den Tourismus konzipierte Zugskomposition auf der Bahnstrecke Chur?Arosa der Rhatischen Bahn (RhB). Der Zug existierte offiziell von 1997 bis 2007 und verkehrte das ganze Jahr uber mehrmals taglich zwischen der Kantonshauptstadt Chur und dem Ferienort Arosa.

 ドイツ語、なんじゃこりゃ!
大学で第二外国語としてドイツ語をとりましたが、覚えているのは、日本語の「は、が、の、を、に」にあたる
der,des,dem,den、dei,der,der,dei、das,des,dem,das だけ。

 しょうがないので、Google 翻訳にお願いしました。
 そう言えば、スイスでもサンモリッツ・ピッツナイル頂上のレストランで日本語メニューを作って居られる時、
Google翻訳を使ってメニューを作って居られました。
 でも、「ナッツタルト」を「タルトナット」と書いておられたので、
添乗員さんが「これは変ですね。ボルト・ナットみたい」と言って訂正しておられました。

ピッツナイルのレストランで添乗員さんがメニューを添削しています。

さて、<Google 翻訳>では、次のとおりです。
「アローザエクスプレスは、レーティッシュ鉄道(RhB)のクール- アローザ鉄道線の観光専用に設計された列車編成でした。この列車は 1997 年から 2007 年まで正式に存在し、州都クールとリゾート地アローザ間を年間を通じて 1 日に数便運行されていました。」

との翻訳です。大体わかります。
「2007年まで存在し」と、言うことは、今はないのかな?

続く部分を要約しますと、次のとおりです。

 アローザ線は、1914年にスイス国鉄の駅「クール」とリゾート地「アローザ」を結ぶアローザ鉄道として開通しました。
その後、1942年にレーティッシュ鉄道に吸収合併されました。
路線距離は26km、所要時間約1時間。
 架線の電流は、1997年まで直流2400Vでしたが、レーティッシュ鉄道の本線系統に合わせるため交流11000Vに変更されました。これによって、レーティッシュ鉄道の車両がアローザ線にも運行できるようになりました。
 この電流変更を機にアローザリゾート振興のため、アローザ観光協会と地元が、10年の期限付きで60万スイスフラン(2024年のレートでは1000万円ほど)
の資金を出し、旧車両の車両の改造、ラッピングをしてアローザエキスプレス誕生させました。

 契約満了が近づいたころ、レーティッシュ鉄道では、新型電車アレグラの計画があり、アローザ線にも運用できることから、アローザエキスプレスのラッピング構想が持ち上がりました。
 しかし、10年後の2007年、アローザ観光協会は、当初の目的を達成した。として、契約の更新はしませんでした。
その後、アローザエキスプレスと言う名称は残りましたが、ラッピングされていた旧車両は一部を除いてレーティッシュ鉄道の標準色である「赤」に戻されました。
 
 ゆえに、アローザラッピングのアレグラは、絵に描いた餅(ドイツ語でどう言うのかな?)になってしまいました。
でも、ブルーに花々をあしらったラッピングは魅力的で模型化されました。
 私としては、アローザラッピングのアレグラを実現し「うそから出たまこと」にして欲しいところですが、1000万円は出せませんので、やはり、KATO/NOCHの35,000円コースで満足するしかないようです。

 

ちなみに「アレグラ」は、スイス固有の言葉「ロマンシュ語」で「こんにちは」です。

KATO/NOCH アレグラ「アローザ」ラッピング車両 「実車はありません」(2024年1月現在)

 久々にレーティッシュ鉄道のブログです。

KATO/NOCH RhB allegra 3500 

 先日、ホビーセンターカトーの新製品発売情報で「えらいもん」を見つけてしまいました。
昨年の11月から予約受付を始めていたようですが、昨日知りました。
 それは、NOCHから委託生産でKATOが生産する商品です。
今までにも、機関車のGe4/4Ⅲ「Holcim」、Ge4/4Ⅱ「アローザ線開通100周年記念」などがありました。

 そして、今度は、ABe4/4 8/12 AllegraのABBAカラーとアローザカラーです。
見つけてしまったら欲しくなります。
でも、価格が高い!

ホビーセンターカトーのページ


3両セット、標準カラー 17,600円(税込み)
ジョーシンweb 13,025円税込み)

<予価>
ABBAカラー 35,000円+3,500円(税金)=38,500円 標準の2.2倍

アローザカラー 30,500円+3,050円(税金)=33,550円 標準の1.9倍

どちらも2倍前後します。
KATOとしては、NOCHからの委託生産だから出来たものは一度NOCHに送って、
それから、逆輸入するから高くなるのでしょうか?
両方とも欲しいけど、金と力のない私には無理!
(昔から「○○おとこ、「かね」と「ちから」はなけりけり」と、言います)(*^_^*)

結局、アローザカラーにしました。
なぜか?「実車がないから」です。
アローザカラーのアレグラは、実車がないのに模型だけが
さまざまなスケールで存在します。


LGB(45mmゲージ,縮尺1/22.5) メーカー名:レーマン (363,000円:標準色)

LGB レーマン製 アレグラ アローザラッピング

 

HOm(12mmゲージ,縮尺1/87)   メーカー名:BEMO    (99,000円:標準色)

HOm BEMO製 アレグラ アローザラッピング

 

N  ( 9mmゲージ,縮尺1/150)  メーカー名:KATO/NOCH (33,220円)

上記のLGB,HOmに比べたら安いものだ!と、やせ我慢をして予約を入れました。

ホビーセンターカトーからの確認メール


あれ?価格が…
31,600+税金3,160円=34,760円+700円(送料)=35,460円
<予価>より2,000円も上がってる!

これも円安のせいか?
 調べました。

対ユーロ 11/1 159円、2/1 159円。為替は変わってないのに…。

 ともかく、しょうがない。
ほれた弱みだ。35,460円用意しよう(泣;

 

 模型に習って、レーティッシュ鉄道が「アローザカラー」を作ってくれたら面白いのに、と、思います。
 KATOから送られてきたら、以前に作ったラングィース橋の上での写真を撮って、レーティッシュ鉄道へお手紙を出してみます。

https://nabeshimasenna.hatenablog.com/entry/2023/10/17/094649

 

家内が<おひとり様限定ツアーに参加> その8 のと鉄道「のと里山里海」

本年初のブログです。


  のと里山里海号の記事を書こうとしていた矢先の能登地震
なんとか早急の生活基盤の復元、復興、そして「のと里山里海号」の運転再開をお祈りしながら、レポートを書きます。

 

  家内のお一人様旅行の最終日
しなの鉄道「ろくもん」を下車した長野駅から
バスで七尾に移動しました。

  のと鉄道は、JR民営化のよって石川県が主体となって作られた第三セクター
営業路線距離は、最盛期に100km以上ありましたが、過疎化とモータリゼーションに勝てず、現在は、七尾 - 穴水の33.1kmです。

 

 では、「のと里山里海」号のご紹介

のと鉄道 NT301 のと里山里海号

 気動車 NT300型 18m車両 2両編成
観光列車として、普通列車用のNT200形をベースとして新造され、
2015年(平成27年)4月29日から運行を開始しました。


 車両デザインを担当したのは、山村真一氏です。
1980年代には、三菱自動車で「ギャランFTO」「ランサー」などのデザイン手がけられたそうです。
web上には「水戸岡デザインは古い。」
と、書かれた記事もありましたが、あまり差はないように思います。

 

お食事

のと里山里海号のお食事

とってもおいしい新鮮なお寿司御膳です。

 運転日は、基本的に土・日・祝日で片道1時間の区間を3往復します。
乗車するだけでもOKですが、別料金をだすと、
 七尾発12:30の3号では寿司御膳、穴水発14:15の4号ではスイーツを選べます。

 

 穴水で町を散策した後、能登金剛へ行きました。

最後は、金沢からサンダーバード

サンダーバード  金沢駅にて

 

 最後は、駆け足になってしまいました。

なんとか、早期のインフラ復旧、お住まいの方の生活がもとに戻ることをお祈りし、

 また、のと里山里海号の復旧を願って、このシリーズを終結いたします。

家内が<おひとり様限定ツアーに参加> その7 しなの鉄道「ろくもん」

家内が私が亡き後、人生を楽しむために「一人旅をする練習」として参加したクラブツーリズム
『こだわりのMADE IN 新潟!えちごトキめき鉄道「雪月花」・しなの鉄道「ろくもん」・のと鉄道「のと里山里海号」3日間』

一日目の雪月花を上越妙高で下車しました。
ここからはバスで今夜の宿泊地;松代温泉・ロイヤルホテル長野に向かいます。

バス 79km 1時間 

このころになると、お一人様が集まったツアーもお互いに仲良くなり、
にぎやかになります。
私は、ただお1人の男性が気になり、「どうされたのか?」と、
家内に尋ねましたが、「さあ??」と、いう返事でした。
女性軍の渦中に居られなかったことは確かなようです。

夕食はバイキングです。仲良くなった4~6人くらいのグループが出来て
楽しく盛り上がったようです。

 

二日目
バスで約1時間、松代温泉から軽井沢駅へ向かいます。
 さて、観光列車のしなの鉄道「ろくもん」

 しなの鉄道沿線の上田市真田町ゆかりの武将「真田一族」の家紋である「六文銭」から命名されました。

軽井沢10:30発→長野12:37

洋食コース 15,800円 (大人、小人同額)

 

しなの鉄道 ろくもん

ベースは、115系電車 1963年から1983年にかけて1921両製造された快速用の電車。

東海道本線横須賀線などを走っていました。

S8編成(クモハ115-1529    モハ114-1052    クハ115-1021)の3両です。

 

南海電鉄 2000系 真田赤備え列車

真田ゆかりの車両といえば、私の沿線、南海・高野線でも、

2015年のNHK大河ドラマ真田丸」を契機に
南海・真田赤備え列車という車両が走っています。(現在は、橋本⇔極楽橋間)

こちらは、カラーが真田で、特別な食事や特別料金の設定はありません。


しなの鉄道「ろくもん」のデザインは、JR九州ななつ星をデザインした水戸岡鋭治のデザインで、2014年に改造されました。

 

エンブレムがたくさん付いています。

狭い面積に、日本語、ローマ字などで6回も列車名「ろくもん」が書かれています。

左に見える両開き扉が「通勤電車」の面影を残しています。

 

<車内>

地元の木材を生かしたカジュアルな食堂。

 

乗降口・調理場と居室の間に間仕切りはありません

<食事>

軽井沢イタリアン「プリモ フィト 軽井沢駅舎店」が担当しています。

前菜

メイン

デザート

黒いペンギンマークみたいなのは(失礼!)

真田の「結び雁金」というのだそうです。

あと、スープ、パン(おいしい)などが付いていますが、

写真を撮り忘れました。

そこで、しなの鉄道HPから拝借しました。

ろくもん 洋食コース (しなの鉄道HPより)

HPの写真は、お皿ばっかり写っていて、料理がわかりにくいです。

HPの写真より、実物のほうが、ボリュームがありおいしそう。

(雪月花と同様ですね)

 

<車窓風景>

浅間山

と、いうことで、長野に到着しました。

つづく

https://blog.with2.net/link/?id=2094915