スイス・レーティッシュ鉄道ファンのブログ

スイス・氷河特急を走らせるレーティッシュ鉄道をテーマにしたブログです。

スイスRhBアレグラのアローザラッピングは望み薄

実車はないのに、模型の世界ではLGB(1/22.5)、HOm(1/87)、N(1/150)と各縮尺で存在する
レーティッシュ鉄道:アレグラのアローザラッピング。
レーティッシュ鉄道へお願いする前に「どうしてアローザラッピング」と言うものがあるのか?
調べてみました。

RhB アローザラッピング車両(実車

 「Bing Chat」 でも調べましたが、アローザ線は出てきましたが、「ラッピング」までは出てきませんでした。
ほかの方法として、ドイツ語のWikiを調べると出てきました。
 次のとおりです。
https://de.wikipedia.org/wiki/Arosa-Express

Der Arosa-Express war eine speziell fur den Tourismus konzipierte Zugskomposition auf der Bahnstrecke Chur?Arosa der Rhatischen Bahn (RhB). Der Zug existierte offiziell von 1997 bis 2007 und verkehrte das ganze Jahr uber mehrmals taglich zwischen der Kantonshauptstadt Chur und dem Ferienort Arosa.

 ドイツ語、なんじゃこりゃ!
大学で第二外国語としてドイツ語をとりましたが、覚えているのは、日本語の「は、が、の、を、に」にあたる
der,des,dem,den、dei,der,der,dei、das,des,dem,das だけ。

 しょうがないので、Google 翻訳にお願いしました。
 そう言えば、スイスでもサンモリッツ・ピッツナイル頂上のレストランで日本語メニューを作って居られる時、
Google翻訳を使ってメニューを作って居られました。
 でも、「ナッツタルト」を「タルトナット」と書いておられたので、
添乗員さんが「これは変ですね。ボルト・ナットみたい」と言って訂正しておられました。

ピッツナイルのレストランで添乗員さんがメニューを添削しています。

さて、<Google 翻訳>では、次のとおりです。
「アローザエクスプレスは、レーティッシュ鉄道(RhB)のクール- アローザ鉄道線の観光専用に設計された列車編成でした。この列車は 1997 年から 2007 年まで正式に存在し、州都クールとリゾート地アローザ間を年間を通じて 1 日に数便運行されていました。」

との翻訳です。大体わかります。
「2007年まで存在し」と、言うことは、今はないのかな?

続く部分を要約しますと、次のとおりです。

 アローザ線は、1914年にスイス国鉄の駅「クール」とリゾート地「アローザ」を結ぶアローザ鉄道として開通しました。
その後、1942年にレーティッシュ鉄道に吸収合併されました。
路線距離は26km、所要時間約1時間。
 架線の電流は、1997年まで直流2400Vでしたが、レーティッシュ鉄道の本線系統に合わせるため交流11000Vに変更されました。これによって、レーティッシュ鉄道の車両がアローザ線にも運行できるようになりました。
 この電流変更を機にアローザリゾート振興のため、アローザ観光協会と地元が、10年の期限付きで60万スイスフラン(2024年のレートでは1000万円ほど)
の資金を出し、旧車両の車両の改造、ラッピングをしてアローザエキスプレス誕生させました。

 契約満了が近づいたころ、レーティッシュ鉄道では、新型電車アレグラの計画があり、アローザ線にも運用できることから、アローザエキスプレスのラッピング構想が持ち上がりました。
 しかし、10年後の2007年、アローザ観光協会は、当初の目的を達成した。として、契約の更新はしませんでした。
その後、アローザエキスプレスと言う名称は残りましたが、ラッピングされていた旧車両は一部を除いてレーティッシュ鉄道の標準色である「赤」に戻されました。
 
 ゆえに、アローザラッピングのアレグラは、絵に描いた餅(ドイツ語でどう言うのかな?)になってしまいました。
でも、ブルーに花々をあしらったラッピングは魅力的で模型化されました。
 私としては、アローザラッピングのアレグラを実現し「うそから出たまこと」にして欲しいところですが、1000万円は出せませんので、やはり、KATO/NOCHの35,000円コースで満足するしかないようです。

 

ちなみに「アレグラ」は、スイス固有の言葉「ロマンシュ語」で「こんにちは」です。

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