スイス・レーティッシュ鉄道ファンのブログ

スイス・氷河特急を走らせるレーティッシュ鉄道をテーマにしたブログです。

ミニ旋盤をいただきました。 元の持ち主について、

きょうは、鉄道から脱線して、音楽業界のはなしです。

ミニ旋盤 東洋アソシエイツ Compact3

 

 先日、2018年に亡くなった友人が使っていたミニ旋盤をもらいました。

友人は、マーチンモデルのギターを作っており、
業界では有名でした。
名前は、上岸裕
ギターのリペアもやっており、加山雄三、森山良子やさだまさしなどもカスタマーでした。

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テレビの番組にもなっています。

彼はこのミニ旋盤でギターのブリッジピンを作る。と言っていました。

私は、レイアウトのベースを連結するためのジョイントピンを作らせてもらっていました。

レイアウトベースをジョイントするためのピン 丸棒から削りだします。

 彼は、元々、ギター奏者を目指し石川鷹彦氏に師事しましたが、
石川氏のギターを調整しているうちに、リペアの才能を認められ、奏者からギター職人へ転身しました。

 生前は、ナッシュビルへ何度も行きマーチンの工場で研修を受け、
研鑽を積みました。
また、在りし日のチェットアトキンスとのツーショットもあります。

左;上岸 裕  右;チェット・アトキンス ナッシュビルにて 1999年

ちなみに、私は、チェット・アトキンスのコピーの「イエスタディ」を弾きます。

(その時の名は「チョット・アトキンス」(*^_^*))

彼は、2018年1月に亡くなり、遺作となったギターはプレミアがついているそうです。

上岸裕 作 Cumyu No.15 ドレッドノート

<ギター No.15>は 現在、デビュー25周年の有名アーチストが所有しています。

 

今日は、ミニ旋盤の元の持ち主のお話でした。

 

 

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