昨日、アレグラをプッシュ運転したとき、
上り勾配の
TOMIXのPXR140-15をまっすぐに行かず、曲がって脱線してしまいました。
30年前のキハ20やスカイライナーが普通に通過できるところを最新のアレグラが通過できないのは、
情けない。
原因は何か？
一晩考えました。
プルなら普通に通過できるのに、プッシュがダメ。
と、言うことは、押されるものに原因がある。
結果から申し上げると、アレグラの中間車Bi35601の台車が転がらなかったので大きな抵抗になって、
後から押すABe35001の力が曲がり方向に逃げるのでした。
以下、転がりテストを述べます。
条件は、下図の通りです。
水平面より17mm上がったところから自然落下し、375mm下ったところから
水平距離580mm、のぼり勾配は240mmで15mm上がります。
右端まで行きました。
2.アレグラの先頭車ABe35101
右端まで行きました。
3.アレグラの中間車Bi35601
平面部の中ほどで止まりました。
3-2.Bi35601があまりに転がらなかったので、もう一度テストします。
1回目よりは、転がりましたが、終端部の斜面に届きませんでした。
４．Bi35601に
氷河特急の客車Bp2535の台車を付けました。
識別のために屋根に青いテープを貼りました。
右端まで行きました。
それでは、Bi35601にBp2535の台車をつけて、アレグラ3両編成を組み、
プッシュ運転で上り勾配の
TOMIXのPXR140-15に挑みます。
無事に通過しました。
追加テストとして、
アレグラの中間車をはずし、
氷河特急の客車を何両つないで通過できるか？
どれくらい抵抗があると通過できなくなるか？
テストしました。
2両、無事通過
3両、無事通過
4両、無事通過
5両、ダメでした。
ちなにみ、
氷河特急の機関車GE4/4Ⅲのプッシュ運転ではどうでしょうか？
無事、通過しました。
以上のことより、アレグラの中間台車が原因である。と、思います。
もっと手短に、中間車を裏返して、指で車輪をくるっと回しても、
4軸のうち3秒くらいで止まる車輪がありました。
今後、単品パーツを取り寄せ、交換して、同様のテストをしたいと思います。
