鉄道ファンになる前に写した写真を鉄道ファンとしてして見直します。
(「RhBファン」を「鉄道ファン」に変えました)
先ず、昨日、かなさんから強風の中を進むロープウェイの重りのコメントを頂きましたので、その写真から
トロッケナー・シュテーク(3029m)
から
クライン・マッターホルン(3883m)
に上がるロープウエイの中には、
このような錘が積んでありました。
麓の風速計は「Schwarzsee 11km/h」(風速3m)と
表示していましたが、標高2584mのシュバルツゼーよりも
さらに500mほど高いところからのスタートで、
マッターホルンがたくさんの雲を噴出すという事は、
とても強い風になっていたのだと思います。
また、強風のためクライン・マッターホルンの展望台も閉鎖に
なっていました。
山の中腹にあるEuropaweghütte(標高2225m)まで行きます。
ここから標高差約500mのハイキングです。
ジャンボ・タクシーは、メルセデス・ベンツ・スプリンター
(日本名;T1N)
に座席を4列に並べたものです。
ベンツだから高級という事でもなく、
特に乗り心地がよいというものでもなく、
ハイエースなどと同等でした。
移動手段として適度なものでした。
ここからの眺望も素晴らしかったです。
静寂のなかに教会と山々がすばらしい調和を生み出していました。
さて、昇りはじめました。
最初は、車が通れる位の道でしたが、その道からは離れ
山道をずんずん(重い足を引きずりながら)上がりました。
足がもつれてきた頃
エーデルワイスの群生があちこちに見られました。
山を背景に記念撮影。
エーデルワイスにしてみれば、
別に記念じゃないですね。日常です。
なんとかお昼タイムには、ティッシュ・ヒュッテに到着しました。
ティッシュ・ヒュッテ 標高2701m
ここには日本語の看板はありませんでした。
この状態で出てきました。
この景色を見ていると、
8人ほどの団体さん(外国人)が、
大きなリュックを背負いロープを体に巻きつけてやってきました。
インタビューしたところ、サースフェーから山越えをしてきたとの事!
彼らは、先日の地下ケーブルを今朝ミッテル・アラリン(標高3500m)を出発し
ティッシュホルン(標高4491m)に登り
13時に反対側のティッシュ・ヒュッテ(標高3701m)に下りてきました。
(こちら側からのティッシュ・ホルンの写真はありません。あしからず)
「今朝」と言うのが何時だったのかわかりませんが、
すごい体力です。
そう言えば、マッターホルンへ登るのにもテストがあって、
合格しないと登らせてもらえないそうです。
また、ガイドさんと1対1で、登り始めても、岩登りのペースが遅いと
途中で「帰ろう」と、ガイドさんに言われて帰らなければならないそうです。
さて、帰ります。
飼育されていないマーモットを見つけました。
私たちのグループ(一部)広々としたアルプに私たちだけでした。
村まで帰って来ました。
カフェでおやつを食べながら
お迎えのジャンボタクシーを待ちました。
次は、山ついでにマッターホルンの登山口
ヘルンリ・ヒュッテの事を書きます。