スイス・レーティッシュ鉄道ファンのブログ

スイス・氷河特急を走らせるレーティッシュ鉄道をテーマにしたブログです。

五能線の旅 3 <五能線 リゾートしらかみ・車両について>

5月14日 7:30にホテルを出て青森駅へ向かいました。
    自動券売機で鷹ノ巣までの切符を買い、自動改札を通ってホームに向かうと
リゾートしらかみ「青池」が入線していました。

リゾートしらかみ 青池


さて、このリゾートしらかみ:HB-E300について少し調べました。
 HB:次世代型ハイブリッド気動車
 シリーズハイブリッドディーゼルエンジンで発電し、蓄電池に充電しその電力でモーターを回して走る。
これって、昔の電気式ディーゼルカー(キハ16)や電気式ディーゼル機関車(DF50)と、一緒じゃないのかな?

 今は、コンピューターを使って制御しているのでしょうが、
車で言うとプリウスみたいなエンジンの動力でも走る、電気でモーターを回しても走る。と、言うハイブリッドじゃなくて、日産のe-POWERなのかなと思います。

 

このHB-E300には、登場順に以下5列車があります。
2010年 リゾートビューふるさと  長野地区  2両編成
          リゾートしらかみ 青池  秋田地区  4両編成
    リゾートあすなろ     青森地区  2両編成×2編成

    (2023年8月運行終了予定)


2016年 リゾートしらかみ 橅   秋田地区  4両編成
2019年 海里           新潟地区  4両編成

それでは、今日乗る「リゾートしらかみ 青池」の写真をご覧下さい。

<外観>

先頭車 真横から

ロゴ 青池 

側面

固定編成 連結器

連結ホロまわり

<車内・客席>

先頭車 展望スペース 誰でも譲り合って入れます。

一般席 快速列車の車内とは思えないシート

一般席

一般席 シート   灰皿などと言う前近代的なものはありません

 

ヘッドレストも付いたシート

ヘッドレストのロゴ Nゲージで再現される方はご参考にどうぞ

客席は通路よりも8cmほど高い。 スーパー雷鳥も同様でした。

 最近の車両はとてもいいシートになっています。

 60年ほど前のキハ82登場時の2等車は、リクライニングもせず、前座席の背中に小さなテーブルが付いただけでした。

 それでも、前向きの2人掛けシートは、別世界の乗り物でした。

 

 キハ58はの2等車は、4人掛けの升席で垂直な背もたれ、腰の部分にかろうじてクッションが付いていました。概ね、オハ35の客車と同等。

 また、1等に乗るには、乗車券は通常の2倍+10%の通行税、急行・特急券も2倍でしたので、なかなか乗れませんでした。(グリーン車になって安くなりました。)

 

 それを思うと、このリゾートしらかみは、530円の指定料金で乗れる快速列車。

とても安いと思います。

  また、鉄道料金は飛行機とよく料金比較をされますが、

 飛行機は、短時間我慢できる居住性。

 列車は、旅を楽しむための時空間。

 と、言う感じがします。

 

4人用 コンパートメント。 入口にドアはありません。

1991年、大阪→長崎 特急「あかつき」に家族4人で乗ったことがあるのですが、

このときの車両は、コンパートメントになっていて、入口にドアもありました。

このころは、F1に夢中で列車の写真は撮っていません。(残念)

 

<運転席周り>

運転席

列車番号 8522D 「D」が付いています。 やはりディーゼルカーでしょうか?

ハイブリッドシステムを表示するパネル。

このパネルを見ると、電気の流れがよく判ります。

交流発電機→コンバーター(直流にする)→蓄電池→インバーター(交流にする)→交流モーター

 

 次回は、青森駅で見た車両に

 

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