熊谷達也著「邂逅(かいこう)の森」(2004年直木賞受賞)を読んだのがきっかけで訪れた阿仁マタギとももうお別れです。
今回は、まだ、これから、田沢湖、松島へ行かねばなりませんので忙しいです。
これだけ見て、すぐに、阿仁マタギ駅へ送ってもらいました。
このあたりの比立内⇔松葉間29kmは、1922年の計画から67年を経て1989年に
やっと秋田内陸縦貫鉄道として全線開通しました。
せっかく開通したのだから、モーターリゼーションに負けないで
末永く運行して欲しいものです。
来ました。角館行き 普通列車
阿仁マタギ 8:34 発
角館 9:25 着
角館方面行きは快速、急行を含めて一日8本ですので、
よく調べてから行かないと行けませんね。
鷹ノ巣方面行きは一日9本ですが、途中の阿仁合止まりもありますので、
ご注意下さい。
後のり、前降りのワンマンカーです。
阿仁マタギ駅を出るとすぐに長いトンネルに入ります。
長さ 5.697kmの 十二段トンネルがあります。
これは、近代のトンネル掘削技術を用いないと出来ない工事だったと思います。
ここでは、ぼんぼりの様な火のついた紙風船を上げるお祭りがあるようです。
上桧木内の紙風船上げ2023 イベント情報 仙北市 (city.semboku.akita.jp)
2月のイベントです。
寒いほうが、外気温と風船内の温度差が大きくてよく上がるのでしょうね。
また、蛇足ですが、
友人で、タイのチェンマイまで紙風船上げを見に行った人が居ますが、
ここへ来ればパスポート不用で見にいけたのに、
ここからは、しばらく写真が続きます。
車両後方の窓から来た線路を写します。
シャッター速度を落として、周囲の景色が流れるようにする。
という、列車写真の常套手段です。
なかなか難しいですね。
お天気が良くて光量がもっとあればよかったのですが、
と、いう間に角館に到着しました。
角館駅の写真はありません。
と、言うのは、車内で名古屋大学で電気自動車の研究をしておられる教授と知り合い、
一緒に角館の町を回ろうということになり、話に夢中になっていて、写真を撮るのを忘れました。
今日は、ここまでです。