スイス・レーティッシュ鉄道ファンのブログ

スイス・氷河特急を走らせるレーティッシュ鉄道をテーマにしたブログです。

JR西日本 新快速は130KM/hでどれくらいの距離を走るのか?

JR西日本の新快速、

 1970年大阪万博の時、国鉄の料金が私鉄より高いことが敬遠され、

国鉄利用者数が私鉄に負けていました。そこで、新快速が生まれました。

 

 昼間、あまり特急が走らない複々線の列車線を使って、

快速よりも速い快速を走らせたのが「新快速」の始まり。

とは、皆さんもよくご存じのことと思います。

 大阪⇔京都間を30分で結び、阪急や京阪からお客さんを奪い返した。

と、言う、逸話は有名です。

 現在は、最高速度130km/hで走ることもよく知られています。

 さて、それでは、その130km/hでどれくらいの距離または、時間走るのでしょうか?

先日、大阪⇔草津間で新快速に乗車しましたので、「駅ナビ・速度計」を使って計測しました。

JR西日本 新快速 223系  草津駅にて(後ろ姿)

大阪駅で「さー、測定するぞ!」と、勢い込んでいると、アナウス流れます。

「新快速・野洲行は約5分遅れで尼崎駅を出発しております。皆様方には‥」

ありゃ!出鼻をくじかれた!

でも、新快速はよく遅れます。

無理して、尼崎の事故みたいになるより5分遅れでいいです。

「安全第一!」

 さて、乗りました。午前9時45分発は空席が目立つほど空いていました。

外国人観光客の方は、前に発車した快速に乗って行ってしまいました。

 新大阪を出て、測定開始!

 

おお!スピードが上がってきました。

 

 

おお!がんばれ!

もう少しで、130km/h!!

 

と、思ったら、高槻に停車のため、パワーオフ。

ありゃ~。

130㎞/hは、出ませんでした。

 

その後も、120km/h 前後で推移し、

山崎付近では減速でした。

 

 

さて、阪急の高架を越えて、

京都に向かってスパート!

 

出ました!

130km/h!!

でも、ほんの一瞬。

時間にして10秒ほどでした。

 

その後、京都に到着した時には、「ただいま2分遅れで運転しております」

と、車内放送がありました。

 

と、言うことは、無理にビュンビュン130km/h出さなくても回復運転できるんだ。

と、ダイヤに余裕を感じて安心しました。

 

京都から先は、列車線ではなく電車線を通りました。

各停ではないけど、停車駅も多くなるので、130km/h には及びませんでした。

 

 

 

同様に、帰りも130km/hが出たのは、数秒間だけでした。

でも、この時の数秒前には、133km/hも記録しました。

5秒後には128km/hになりました。

だいたい、125km/h~128km/hの間で走っています。

 

と、言うことで、

「新快速は130km/hで走ります。

でも、そんなに長い距離、長い時間は走りません」

 

ということがわかりました。

 

そりゃそうですよね。

F1の予選みたい、全力で走ってやっと間に合うようなダイヤだったら怖いもんね。

 

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