えちごトキめき鉄道・日本海ひすいライン(元北陸本線)で糸魚川から約20分のところにトンネル内の地下駅「筒石駅」があります。
もともとは、1912年(大正元年)に北陸本線が直江津から糸魚川まで開通した時(単線)に出来た駅です。
線路は海岸沿いをとおり、漁港が近くにあり、取れた魚を運ぶために作られました。
でも、中央構造線(フォッサマグナ)の近くにあり地滑りに悩まされました。
時代は進み1963年に複線化の調査が始まると、線路は海岸から600mほどを通り、
この駅付近はトンネルになるので、駅は廃止されそうになります。
しかし、地元の人は、駅を残す運動をしてトンネル内の地下駅として残ることになりました。
1969年、地下駅として開業しましたが、利用者は20人前後/日で、2019年、無人駅になりました。
現在は、トンネル内の地下駅(2018年より 雪月花は10分間停車します)
直江津から430円 約20分
糸魚川から550円 約20分
ホームは、海抜20m、駅舎は海抜40mで、ホームから駅舎までは、約300段ほどの階段を上らなければなりません。
雪月花の停車時間10分で往復するのは大変です。家内は階段を下から眺めるだけで登るのはあきらめました。
エレベーターやエスカレーターは、ありません。
せめて、滑り台でも付けてくれたら、片道は楽が出来ますね。
おとなしく雪月花に戻りました。
つづく