スイス・レーティッシュ鉄道ファンのブログ

スイス・氷河特急を走らせるレーティッシュ鉄道をテーマにしたブログです。

家内が<おひとり様限定ツアーに参加> その3 直江津

 雪月花は、日本海沿いに進み、直江津駅にやって来ました。
私にとって「直江津」は懐い駅です。

 

 初めて降り立ったのは、1964年、大阪から特急に乗り赤倉へスキーに行く途中でした。
 https://nabeshimasenna.hatenablog.com/entry/40199973 (その時の切符)
 当時の白鳥は、前6両が青森行き、後6両が上野行きでした。
いわゆる、「青森白鳥」と「信越白鳥」です。
 それぞれに、1等車、食堂車が連結されていました。
1列車に食堂車が2両!という珍しい列車でした。
他では、白鳥と同様に80系の京都⇔長崎・宮崎行き「かもめ」がありました。

信越白鳥の停車駅は、
直江津の次は長野でしたので、赤倉スキー場の最寄り駅「田口(現;妙高高原)」には、停車しませんでした。
 私たちは、直江津で降りて普通列車に乗り換えをしました。

帰りは、長野へ出て急行「ちくま」で帰阪しました。

 また、ある時は、急行「ちくま」で行って、白鳥で帰りました。

80年代のバブルになると「シュプール号」というスキー客専用列車にも乗りましたが、
これは、「妙高高原駅」まで直通運転でした。
とても楽だったのですが、人気が高く、切符が取れないこともあり、
 こんなときは、急行「きたぐに」で直江津まで行き、信越線の普通列車に乗りました。
きたぐに」は寝台車が少なく、(3両くらいだったと思う)
特急に昇格した寝台特急日本海」も走っていましたが、直江津への到着時刻が午前4時台で乗り継ぎの普通列車がなく、
きたぐに」にしていました。

 あるとき、直江津で下車する時、下車する人が多くて、発車のベルが鳴り始めました。
出口には降りる方の行列。なかなか進みません。
 しかたなく、私は窓を開け家族5人分のスキーを列車の外側に立てかけ、リュックも投げ出し、
窓から下りてこれらの荷物をホームのベンチに片付けました。
 すると、駅員さんが近づいてきて、「窓から降りるのは、危険ですからおやめ下さいね。」と、注意されました。
発車のベルは鳴り続けましたが、無事に全員降りることが出来ました。
 あんなに長く鳴らすのならさず、発車1分前だけに鳴らして欲しかったです。(^_^)

 

直江津駅 ゼロキロポスト

 雪月花での見学コースに直江津駅の「ゼロキロポスト」があります。
信越本線の起点として、直江津駅高崎駅にあるそうです。
直江津駅新潟県の鉄道発祥の地でもあるそうです。
 北陸新幹線が開通した現在、新幹線駅は、10km(16分)ほど離れた上越妙高駅となり、
直江津駅は特急も通らず、ローカル駅になってしまいました。
 時代の趨勢とはいえ、さびしいものです。

 

直江津駅よ、永遠なれ……

 

つづく

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