先日に引き続き残り3両にも室内灯が付きました。
問題になっていた連接台車の通電については、下記の方法で解決しました。
1:車輪のピボットに銅線を当てる。
2:燐青銅版を曲げて作った「ジャンパ栓受け」を台車に挟み込む
3:銅線0.8φ×4mmの「ジャンパ栓」を差す
4:ジャンパ栓に半田付けした耐熱線で室内に配電する。
以上の経路で室内に配電します。
詳細は、次の通りです。
1、標準状態の台車
2:標準状態の裏側
3:連接台車のパーツ構成
4:集電部
銅線0.15φをT字型のジャンパ栓受け(折り曲げ前)に半田付けします。
5:ジャンパ栓差込部をピンセットで曲げて作る。
6:ジャンパ栓受け部を垂直にする。
7:台車・ホロ部に組み込む
8:台車を組み込む
ピンセットで丸めたジャンパ栓受けが見える
9:台車組み立て
10:車輪取り付け
(右側の集電線はまだ取り付けていない)
11:集電部の取り付け完了
この後、集電線の余った部分を切る
12:配電線を室内から出す。
カプラーの上下にわずかな隙間があり、
1.5mmの耐熱線を通した。
13:夕庵さん式照明のビニール棒3φを天井から吊るすためのブラケット
プラスチックアングル 15×15を必要寸法に切り詰め
左は、3.5φの丸穴
(LEDとビニール棒をつなぐための熱収縮パイプを通すため)
右は。3.2φの丸穴
14:室内長に合わせて透明ビニール棒を切る
15:ブラケットを天井に両面テープで貼り付け
左側への配線は、隣の車両へ送電するためのもの
連接台車の特性を活かし通電カプラーのように全車の室内灯をつなぎました。
その効果があり、照明はとても安定しています。
以上で当初の目的を果たしました。
反省点;
1、ジャンパ栓をジャンパ栓受けに入れるとき、ピンセットを使って差し込まなければならないので時間がかかる。
→ジャンパ栓の上部をL型にピンセットでつかみやすくする。
2、集電線に銅線0.25φを使ったので抵抗が大きく動力車の負担が大きい
→銅線をchihiroさん式にカプラースプリングにする。
と、改善点が出てきました。
この車両を持ってる人が多くないでしょうし、そんなに手間を掛ける方もいないでしょうから、あまり多くの方の参考になる記事ではなかったと思います。
自己満足ですいません。