Allegra!! (アレグラ!)
今日は、レーティッシュ鉄道のローカル列車用客車EWⅠ
のドアの開き方について述べます。
よくご存じの方は、スルーしてください。
結論から言うと、「観音開き」です。
真ん中から両側に開きます。
KATOから発売されているEWⅠは、ドアが閉まった状態です。
中央に召し合わせ部分があって、バスのような普通の折り戸に見えます。
でも、ヨーロッパの列車ホームは低く、客室まで3段ほど上がらなくてはなりません。
①車外ステップ
②社内ステップ
③客室フロアレベル
平面的に見ると
バスドアは、室内側に開きますが、EWⅠは、室内側にステップ(段差)があるので、開けません。
WEB上に珍しくドアが開いた状態の写真がありました。
と、言うことでEWⅠのドアは、「両側に開く」という事でした。
---蛇足---
上図の写真には、ドアオープンボタンが付いています。
入線してきた列車に乗るお客さんは、自分でこのボタンを押してドアを開きます。
乗る時、ドア内側にグレーの手すりが重要です。
アルプグリュムなどで一番駅舎側でないところは、レールの間に板を敷いただけなので、線路の高さから、室外ステップに上がらなくてはなりません。
このグレーの手すりをつかんで、「よっこらしょ」と、上がらないといけないのです。
アルプグリュム駅を上から見ると下記のようになります。
サンモリッツ行、ティラノ行ともに普段は、駅舎寄りのホームの番線に入ってくれますが、列車交換時は、板の間番線を使うことになり、「よっこらしょ」と、乗車することになります。
---- おまけ ----
アルプグリュムの駅票です。
本日は、以上です。