そして、
サンダーバードは、金沢へ向かって旅立って行きました。
福井駅は新幹線開業ムードたっぷりです。
福井駅の外観は、すっかり新幹線駅になっています。
私としては、一日、福井駅で列車の写真を撮って待っていてもいいのですが、
ツアーには、昼ごはんも付いているので、一乗谷へのバスに乗ります。(*^_^*)
バスに乗って30分ほど行くと、踏み切りの警報音がなりました。
列車番号723D 福井駅発 9:08発 九頭竜湖 10:42着 1両編成 でした。
上り
九頭竜湖発は5本/日
越前大野発は2本/日
なにやら、数が合いませんが、ま、ともかくそう言うことのようです。
https://www.city.ono.fukui.jp/kurashi/douro-kotsu/tetsudou/jikokuhyoR40312.html
この名称、「京都線」「琵琶湖線」とってつけたような名前だなと思って調べたら、
正式には「越美北線」と言うらしいです。
全国の隅々まで鉄道を建設することが目標だったころに
岐阜と福井を結ぼうと計画された「越美線」ですが、
鉄道に「採算」という考えが取り入れられ、約24kmを残して1972年に「延伸終了」となりました。
全線 148.6km
南線 美濃太田⇔北濃 開業 1923年 72.1km
北線 福井駅(越前花堂駅)⇔九頭竜湖 1960年 52.5 km
未開通区間 約24km
くわしいブログがありましたので、ご興味のある方はご覧下さい。
https://www.reallocal.jp/106329
ところで、話は鉄道から離れますが、家内の目的地「一乗谷・朝倉遺跡」すごい!
1400年頃から朝倉家が本拠地を置き、応仁の乱(1467年~77年)で荒廃した京から
高僧、文人、学者が避難してきて一躍発展し、1万人ほどの人が住んでいた。
しかし、1573年に織田信長に滅ぼされたそうです。
なにがすごいのかと言うと、600年ほど前の家の礎石が残っていて、その上に家を復元していることです。
昔、家を建てるには、礎石という石を置いてその上に柱を立て、梁を渡し、竹を編んで土を塗りつけて壁を作りました。
その礎石が出てきたので、家を建てています。
町民の家は小さく、武士の家は塀がある。
武士の家も、上位の武士ほど塀が立派になり、敷地も広くなっています。
信長に滅ぼされて以来、約500年田んぼに埋もれていた遺跡を発掘し始めたのは1967年。
以来、国の「特別史跡」「特別名勝」「重要文化財」と、三重に指定されました。
ご興味のある方は、下記をご参照下さい。
https://asakura-museum.pref.fukui.lg.jp/site/
本日は、ここまでです。 つづく