Tomixの茶色道床のポイントPR541-15は、35年位前のもので甥っ子のお古です。
動きませんでした。
構造も判らず、ネットで検索しても出てきません。
こんな古いものは誰も使ってないのでしょうか?
我が家のレイアウトでは、地下ヤードへの進入路として手動ポイント使うことにしました。
しかし、全体が出来てきて、列車を走らせて見ると、ヤードから出てきた列車がベルニナ線へ進むときや
アルブラ線から帰ってきた列車がホームに入るときなど、使用頻度の高いことがわかりました。
「1」とナンバーが付いている部分です。
PR541-15は、現在もグレー道床の製品が出ています。
3000円ほど出せば手に入ります。
でも、何とか修理して使えないか?
と、思い、修理に挑みました。
構造は、上図のようになっていました。
電磁コイルの中に鉄芯が通っている。
コイルが右に引っ張れば鉄芯は右に動いく
プラスチック可動体も右に動いて
ポイント転換レバーも右に動きます。
うちの物が動かなかった理由
1.電磁コイル固定ガイド(プラスチック)が変形して鉄で出来たカバーに当っていた。
プラスチックを削って動くようにしました。
2.プラスチック可動体のコイルの中に通っているが、鉄芯に接する部分で太くなっていた。
この部分を削って動くようにしました。
どちらもプラスチックが熱で溶けて動作を妨げていたようです。
ポイント転換時に通電時間が長くなってしまい、コイルが加熱したのが原因だと思います。
なんとか、これで、電動ポイントになりました。
すでに、この商品は販売されておらず、
あまり参考にしてくださる方もいらっしゃらないとは思いますが、
もしも、どなたかの参考になりましたら幸いです。