スイス・レーティッシュ鉄道ファンのブログ

スイス・氷河特急を走らせるレーティッシュ鉄道をテーマにしたブログです。

さよなら北陸本線 大阪→福井 <その3> 九頭竜湖線と一乗谷朝倉遺跡

サンダーバード3号は、福井駅に到着しました。

 

そして、

サンダーバード3号 金沢行き

サンダーバードは、金沢へ向かって旅立って行きました。

 

福井駅構内 コンコース

福井駅は新幹線開業ムードたっぷりです。

 

福井駅 新幹線側 <外観>

福井駅の外観は、すっかり新幹線駅になっています。

 

本日のツアーバス 京福(鉄道)バス

私としては、一日、福井駅で列車の写真を撮って待っていてもいいのですが、
ツアーには、昼ごはんも付いているので、一乗谷へのバスに乗ります。(*^_^*)

 

バスに乗って30分ほど行くと、踏み切りの警報音がなりました。

九頭竜湖線 下り列車

九頭竜湖
第1足羽川橋梁

 列車番号723D  福井駅発 9:08発 九頭竜湖 10:42着  1両編成 でした。

下り
九頭竜湖行きは4本/日
途中の
越前大野行きは4本/日 

上り
九頭竜湖発は5本/日
越前大野発は2本/日
なにやら、数が合いませんが、ま、ともかくそう言うことのようです。

https://www.city.ono.fukui.jp/kurashi/douro-kotsu/tetsudou/jikokuhyoR40312.html

この名称、「京都線」「琵琶湖線」とってつけたような名前だなと思って調べたら、
正式には「越美北線」と言うらしいです。
全国の隅々まで鉄道を建設することが目標だったころに
岐阜と福井を結ぼうと計画された「越美線」ですが、
鉄道に「採算」という考えが取り入れられ、約24kmを残して1972年に「延伸終了」となりました。


全線 148.6km
南線   美濃太田北濃 開業     1923年 72.1km
北線     福井駅越前花堂駅)⇔九頭竜湖 1960年 52.5 km


未開通区間 約24km
くわしいブログがありましたので、ご興味のある方はご覧下さい。
https://www.reallocal.jp/106329

 

 

 ところで、話は鉄道から離れますが、家内の目的地「一乗谷・朝倉遺跡」すごい!
1400年頃から朝倉家が本拠地を置き、応仁の乱(1467年~77年)で荒廃した京から
高僧、文人、学者が避難してきて一躍発展し、1万人ほどの人が住んでいた。
しかし、1573年に織田信長に滅ぼされたそうです。

600年ほど前の家の礎石

 なにがすごいのかと言うと、600年ほど前の家の礎石が残っていて、その上に家を復元していることです。
 昔、家を建てるには、礎石という石を置いてその上に柱を立て、梁を渡し、竹を編んで土を塗りつけて壁を作りました。
その礎石が出てきたので、家を建てています。
 町民の家は小さく、武士の家は塀がある。
武士の家も、上位の武士ほど塀が立派になり、敷地も広くなっています。

 

町人の家

朝倉家の門

信長に滅ぼされて以来、約500年田んぼに埋もれていた遺跡を発掘し始めたのは1967年。
 以来、国の「特別史跡」「特別名勝」「重要文化財」と、三重に指定されました。
ご興味のある方は、下記をご参照下さい。

https://asakura-museum.pref.fukui.lg.jp/site/

本日は、ここまでです。  つづく

さよなら北陸本線 大阪→福井 <その2> サンダーバードと新快速の比較

9月に「新快速は130Km/hでどれくらい走るのか?」を調べました。

JR西日本 新快速は130KM/hでどれくらいの距離を走るのか? - スイス・レーティッシュ鉄道ファンのブログ

 

今日は、新快速と同区間サンダーバードの最高速を調べます。

時刻表で見ると、下記のとおりです。

    サンダーバード              新快速    
         3号               米原行き        
大阪     7:00               7:03        
新大阪    7:04     0:04      7:08       0:05
高槻     7:15     0:15         7:19      0:16
京都     7:29     0:29        7:33       0:30

京都までの所要時間は、サンダーバード、新快速ともに30分ほどで変わりません。

新快速が130km/hを出したのはほんのわずか数十秒でした。

 さて、サンダーバードはどうでしょうか?

例によって、スマホのアプリ「駅ナビ速度計」で測定します。

茨木付近

山崎付近

桂川付近

桂川から2000m付近


前回、新快速が130km/hを記録した「桂川から2000m付近」で、

サンダーバードは、125km/hでした。
 その後も京都まで130km/hを記録することはありませんでした。

 

その日の状況によって違うのでしょうが、

あまり「130km/h運転」と騒ぐことはないようですね。

 

 尚、敦賀までの所要時間の比較は次のとおりです。

    サンダーバード        新快速    
        3号            敦賀行き
大阪    7:00               7:47        
新大阪 7:04    0:04         7:52    0:05
高槻    7:15    0:15         8:04    0:17
京都    7:29    0:29         8:19    0:32
敦賀    8:22    1:22         9:50    2:03

運賃     2310円

特急(自由席) 1860円

サンダーバード1時間22分、新快速2時間3分

サンダーバードの方が40分ほど早く着きますが、自由席に乗っても1860円高くなります。

 

--------蛇足----------

 時刻表を見たついでに、新快速で「大阪→近江塩津」の米原経由と湖西線経由の比較                        米原経由          湖西線経由    
大阪       7:20               7:47        
新大阪      7:25    0:05         7:52    0:05
高槻       7:36    0:16         8:04    0:17
京都       7:52    0:32         8:19    0:32
近江塩津  9:32    2:12         9:37    1:50

湖西線経由の方が20分ほど早く着きます。

でも、近江塩津に行ってもなにもないかも?

さよなら北陸本線 大阪→福井 <その1> サンダーバードの運転席

 1964年、小学生のころ、82系「白鳥」で大阪から直江津まで乗って以来60年に渡ってお世話になった北陸本線、来年3月16日、北陸新幹線敦賀延伸によって、敦賀で分断されてしまいます。
 3月15日には、盛大な葬式イベントでごった返し、マスコミも騒ぎ立てることでしょうが、そんなことに巻き込まれたくありません。

先日、家内が日帰りの「福井、一乗谷・朝倉遺跡ツアー(日本旅行)」に行きたい。と言うので、私なりに「北陸線にさよならを言うため」福井までですがサンダーバードに乗ってきました。

 

金沢行き サンダーバード 2024年3月15日まで


サンダーバード「金沢行き」
サンダーバードに乗るのは2016年以来、7年ぶりです。
前回の乗車録は下記のとおりです。
https://nabeshimasenna.hatenablog.com/entry/40619119

北陸新幹線敦賀延伸後もサンダーバードは残るでしょうが、
2006年に敦賀まで直流電化になっていますので、交流区間を走る必要がなくなります。
683系から交流の機器を下ろしてスリム化するのでしょうか?

 

久しぶりのサンダーバードですので、車内探検に行きます。
運転室同士の連結部に来ました。
前回は、切り離し準備をしていた車掌さんに遠慮してゆっくりと見れませんでした。
今回は、1人でゆっくりと見れます。
運転室への扉を見ると上のほうにすきまがあります。
スマホを持って手を伸ばすと、運転席の一部が写真に撮れました。

運転席同士連結部の下通路

 

運転席の一部

少しだけ運転席が見えました。

 

つづく

 

鉄コレ ラビットカー 6両化

 前回、ラビットカーを4両化しました。
でも、購入したのは、3セット。
あと、1セット残っています。
 ついでです。
6両化します。
 走行パーツを買って、1M5Tで6両化します。
 パンタグラフも買います。

 今度は、3,000円にならないので、ジョーシンWEBだと送料がかかります。
ヨドバシドットコムに在庫がありました。
送料無料です。

 

 手順は、下記のとおりです。
1、車輪を走行パーツにする。
2、ウエイトを載せる。
3、カプラーを付け替える。(カプラースペーサーは小)
  偶数車は前後、奇数車は連結面。
  4両の方の奇数車は、ダミーカプラーをアーノルドカプラーにします。
4、パンタグラフを付け替える。
               以上、です。
 一昨日、発注して、本日到着しました。

 

ラビットカー 6両編成

 動力のある4両編成に増結して走りました。

 

 実際に、6800系だけの6両編成があったのかどうか?わかりません。

4両編成、6900系や6000系との連結で6両編成はあったと思います。

 でも、1957年の登場から11年後の1968年には、バーミリオンオレンジをやめて

マルーン単色になって行きました。

 近鉄のホームページ・鉄路の名優

6800系 ラビットカー | 近畿日本鉄道

上記に1枚だけ2両編成の写真があります。

 上記、写真のような編成は、わずかな期間だけあったかも知れませんね。

 

夕闇の中、2610とすれ違い。
(我が家では、アルプグリュムの地下部分)

なにがなんだかわかりませんね。

連結部もガバーっと口が開いてるし、(曲線路は、R414)

 

2610系と記念撮影

2610は、室内灯、尾灯が点灯しています。

やっぱり、LED化したいですね。

チョット時間が掛かりそうです。

鉄コレ ラビットカー 4両化

ラビットカーが到着し、
2両で走るようになり、3両にし、連結間隔を狭くし、
今度は、4両化します。

以前に、鉄コレ叡山電鉄「デナ21型」をNゲージ化したときに、
走行パーツが1両分、残っていたのを思い出しました。

パンタグラフも2個入りだったので、一つ残っています。

取り付け要領は、今までのどおり。
カプラースペーサーは、小さいほうを使います。
先頭車のダミーカプラーもアーノルドカプラーに取り替えて、出来上がり。

ラビットカー 4両化

 

2610との記念撮影  4両同士になりました。

 

2610と記念撮影
2610は、室内灯、テールランプが点灯しています。
これを見ると、6800も点灯させたいな。

 

ラビットカー 4両で走行

ラビットカーと2610のすれ違い

現実にはないことです。(*^_^*)

手前に氷河特急やアレグラが居ることも現実にはないことですね。

 

 さて、ラビットカー、ここ数日で2両編成から4両編成になりましたが、
現実には、1963年の6900系が登場するまでは、ほとんど3両編成だったと思います。

 

 

 鉄道模型の世界は、楽しい思い出を思い起こさせてくれます。

 近畿日本鉄道は、ビスタカー、ラビットカー、全2階建てのあおぞら号など
名車を輩出しながらすべて廃車と同時にスクラップにしてしまい。

 鉄道文化として保存していないのは残念なことです。

 今後、テーマパークの隣接地に保存館を作って、
大阪、名古屋、京都から「楽」を見学列車として走らせたら

売上にも貢献できると思います。

鉄コレ ラビットカー 連結間隔短縮

 子供のころに異次元の乗り心地を体験させてくれたラビットカー
鉄コレが10月13日に発売され、先週到着し、
動力化し、6850モドキを加えて3両編成と進化しました。

 うきうきしながら走らせていましたが、

ふと、我に帰ると連結間隔が広くて不細工!

グリーンマックスの2610と比べると

グリーンマックス 2610と連結間隔の比較

6800は大変間延びしています。
数値で表すと
2610 の6.2mmに対して、6800は、9.7mm と3mmも広くなっています。

原因は、6800にカプラーをつける時に使ったスペーサーです。

今回、カプラーを取り付けるとき、鉄コレのカプラーを基準にして、
動力キットのカプラースペーサーは大きいほうを選びました。

それで、こんなに間延びしています。

カプラーを比べます。


鉄コレカプラーとスペーサーなしカプラー

上;鉄コレ付属のカプラー、下;走行パーツのカプラー(スペーサーなし)

走行パーツカプラーを使うと首の長さが5mmほど短くなっています。

 

車体に取り付けた時

走行パーツのカプラーを台車に取り付けました。

連結間隔が狭くて実感的。とてもいい感じです。

連結部分のアップ。

グリーンマックスの2610との比較
2610 6.2mm
6800 2mm

 

3両にした時

走行パーツのカプラーをつけて、3両編成にしました。

運転台と妻側もいい間隔です。

これでカーブをうまく曲がれるのかな?
カプラーは、台車についているから大丈夫なのかな?
と、思いながら走らせました。

R315を走行中

カーブは315R 。
 脱線しないけど、当たってる。

     残念!


 伸縮カプラーなどと言うモノを使えば、いいのかな?
でも、KATOのレーティッシュ鉄道では、出てこないので使ったことがありません。
 まずは、手元にある短いほうのカプラースペーサーを使います。

 

走行パーツのカプラースペーサー小を使用したとき

連結部分のアップ。

2610 6.2mm
6800 4.8mm
カプラースペーサーがない時より2.4mm広がりました。
ま、しょうがないかな。

運転台との連結


R315のカーブ

連結部 なんとか、当たっていません。

運転台とも当たってません。

走行時

走行中です。

うん、許せる範囲かな?

 


2610との記念撮影

 

我が家の一員になりました。

と言うことで、ラビットカー3両もどきの完成です。

 

 欲を言えば、室内灯やライト点灯化をしたいと思いますが、
その前に、一つ、思いつきました!!

つづく

鉄コレ ラビットカー 6850もどきを加えて、3両編成になりました。

 ラビットカー2両編成が走った感動も覚めやまぬ時に
ひらめき☆!ました。


付随車をNゲージかする走行用パーツTT-04R、パンタグラフPG16が1両分余っている。

これを別の鉄コレ・6800のパンタ付き車両に付けて「6850もどき」にしよう!!

手順は、次のとおり。
1,鉄コレ 6801
 -1、車輪をTT-04R銀車輪に変更
 -2、パンタグラフをPG16に変更
 -3、カプラーをTT-04Rに変更
2,Nゲージかした 6802 (パンタの無い方)
 -1、運転席側のダミーカプラーをTT-04Rに変更

 

鉄コレ 近鉄 6800系 1次型 3両編成 (6850もどき)

これで、3両編成が出来ました。

編成順は前から
6801(パンタあり・動力付き)、6802(パンタなし)6851(パンタ・連結面側)

6850の特徴は次のとおりです。
1、連結面側のドア幅が700mm
2、パンタの取り付け面と運転台の向き
    6851 連結面 吉野向き
    6852 連結面 阿部野橋向き (1963年より吉野向き)
    6853 連結面 吉野向き
    6864 連結面 阿部野橋向き (1962年より吉野向き)

    6855 運転台 阿部野橋向き
    6856  ↓    ↓
    6857  ↓    ↓
    6858  ↓    ↓

 

鉄コレ 近鉄 6800系 1次型 3両編成 (6850もどき) 走行

3両編成も走りました!

前から、6851,6802,6801

 子供のころ、藤井寺に向かって(下り、吉野方向行き)
走ってくるラビットカーを河内松原と恵我之荘の間の大和高田線高架道路の上から見たイメージです。

おお!すばらしい!
ああ、60年ぶりの感動!

オレンジ色の3両編成。
ラビットカーの走行です。

 

 「缶無料」いや違うやろ!Microsoft IMEのバカ! 誤変換通報だ!

 感無量!

 

と、思いましたが、何か変!

 

そりゃ、6851がモドキだから? なんちゃって6851だから?

 

いえいえ、連結間隔です。

一番上の写真、連結面の窓が丸見え。

 

これは、ちょっと、みっともない。

 

感無量がしぼむ。

対策せねば、

 

つづく

https://blog.with2.net/link/?id=2094915